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LiTime(リタイム)は、冬季向けの「寒冷地バッテリー」ラインナップを強化し、12V 280Ah・12V 100Ah TM の低温保護機能付きモデルに加え、自加熱(セルフヒーティング)シリーズを展開しています。
しかし「どちらを選ぶべきか?」と迷うユーザーも少なくありません。この記事では、LiTime バッテリーの自加熱シリーズと低温保護シリーズの違いをわかりやすく解説します。
まず最初に、よくある質問から確認しましょう。
「リチウムイオンバッテリーは寒さに強いのか?」
結論から言えば、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4バッテリー)は寒冷地でも優れた性能を発揮します。鉛蓄電池とは異なり、低温でも効率性・耐久性を保ちやすいのが特徴です。
LiFePO4バッテリーの温度範囲は以下の通りです。
項目 | 温度範囲 |
---|---|
充電温度 | 0℃~50℃ |
放電温度 | -20℃~60℃ |
保管温度 | -10℃~50℃ |
-20℃まで使用できるため、キャンピングカー・車中泊・オフグリッドソーラー・マリン用など、寒冷環境に直面する用途でも安心です。
一方、鉛蓄電池は低温下で容量が急激に低下し、取り出す電力が多いほどさらに弱くなります。それに対しLiFePO4バッテリーは内部抵抗が低く、使うほど電圧が安定しやすく、寒冷地バッテリーとして最適です。
寒冷環境は確かにリチウムバッテリーの寿命や性能に影響します。
ただし、鉛蓄電池に比べればLiFePO4の影響は小さく、0℃でも95~98%の容量を維持できます(鉛蓄電池は70~80%程度まで低下)。
問題となるのは0℃以下での充電です。
リチウムイオンは通常、負極(グラファイト)に吸収されますが、氷点下では吸収がうまくいかず、表面に「リチウムメッキ」が発生します。これにより容量低下や内部短絡リスクが高まります。
そのため、LiTimeは低温保護シリーズと自加熱シリーズを開発し、安全に充電できる仕組みを導入しました。
ここからは、LiTimeの寒冷地対応バッテリーを代表する
「低温保護シリーズ」と「自加熱シリーズ」を比較していきます。
それぞれの仕組みや特徴を理解することで、
どのモデルが自分の使用環境に合っているかが明確になるはずです。
低温保護とは、過充電・過放電・過電流・短絡保護などと並ぶ重要な充電保護機能のひとつです。
0℃以下では自動的に充電を停止し、5℃以上になると再び充電が可能になります。
つまり寒い屋外では一時的に充電できなくても、室内に移動すれば回復する安全設計です。
自加熱シリーズは12V 100Ah・12V 200Ah のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをラインナップ。
最大の特徴は内蔵ヒーティングパッドです。
BMS(バッテリーマネジメントシステム)が温度を感知し、-20℃~5℃で充電器に接続すると自動的に発熱。約80~100分で10℃まで温度を上げ、充電を可能にします。
ユーザーが特別な操作をする必要はなく、寒冷地での運用が非常に便利です。
1. バッテリーを充電器に接続
2. 温度センサーがバッテリー温度を検知。
● -20℃~5℃:ヒーター作動 → 温度上昇後に充電開始
● 5℃以上:通常通り充電
3. 設定温度に達するとヒーター停止 → 充電継続
● 低温保護シリーズ:シンプルでコストを抑えたい方に最適。寒冷時は一度室内に移して充電する必要あり。
● 自加熱シリーズ:寒冷地や屋外環境での利便性を重視する方に最適。自動で加熱し、充電がスムーズ。
なお、両シリーズは異なるBMSを搭載しているため、直列・並列接続は不可です。同じ容量・同一シリーズ・同一ブランドのバッテリー同士でのみ接続が可能です。
LiTimeの「寒冷地バッテリー」は、キャンピングカーや車中泊、防災用の非常電源としても安心して利用できます。
● 低温環境でも確実に充電したい方 → 自加熱シリーズ
● コストを抑えつつ冬でも使える電源を探している方 → 低温保護シリーズ
使用環境やライフスタイルに応じて、自分に合った寒冷地バッテリーを選ぶことが大切です。
本記事で紹介したモデルのスペックを、以下の表にまとめました。
容量・重量・サイクル寿命などを比較しながら、使用目的に合うモデルを選んでください。
項目 | LiTime 12V 100Ah マリン用 | LiTime 12V 230Ah | LiTime 12V 100Ah ヒーター付き | LiTime 12V200Ah ヒーター付き |
---|---|---|---|---|
シリーズ | 低温保護 | 低温保護 | 自加熱 | 自加熱 |
セル構造 | 角形 | 角形 | 角形 | 角形 |
重量 | 約11.0kg | 約20.5kg | 約11.0kg | 約20.0kg |
公称電圧 | 12.8V | 12.8V | 12.8V | 12.8V |
定格容量 | 100Ah | 230Ah | 100Ah | 200Ah |
エネルギー量 | 1280Wh | 3840Wh | 1280Wh | 2560Wh |
内部抵抗 | ≤40mΩ | ≤40mΩ | ≤40mΩ | ≤40mΩ |
サイクル寿命 |
100%DODで4,000回、 80%DODで6,000回、 60%DODで15,000回 |
同左 | 同左 | 同左 |
BMSボード | 100A | 200A | 100A | 100A |
充電方式 | CC/CV | CC/CV | CC/CV | CC/CV |
充電電圧 | 14.4V ± 0.2V | 14.4V ± 0.2V | 14.4V ± 0.2V | 14.4V ± 0.2V |
推奨充電電流 | 20A (0.2C) | 46A (0.2C) | 20A (0.2C) | 40A (0.2C) |
最大連続充電電流 | 100A | 200A | 100A | 100A |
最大連続放電電流 | 100A | 200A | 100A | 100A |
最大放電電流(5秒) | 280A | 600A | - | - |
最大放電電流(1秒) | - | - | 500A | 330A |
最大連続出力 | 1280W | 3840W | 1280W | 2560W |
充電前に0~45℃の範囲に温めておくと安全です。
寒冷時は充電電流を抑えると負担を軽減できます。
気温が急激に下がった場合は、一度充電を止めて温め直すのが安全です。
※ バッテリーモニターを使うと、バッテリーの状態(電圧・電流・電力・残量・充放電インジケーター などのデータ)をリアルタイムで測定し、LCDディスプレイに表示できます。
保管・使用時も氷点下を避けることで容量低下を防ぎ、長寿命化につながります。